脚本家の考える龍馬像

大河ドラマ「龍馬伝」の脚本を手がけられているのは、福田靖さんです。

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福田さんは、これまでも多くのテレビドラマの脚本を担当していて、ヒットを連発している人です。

木村拓哉主演で検事が主役のドラマ「HERO」、伊藤英明主演で海上保安庁の潜水士が主役の「海猿」、そして福山雅治主演で物理学者が事件を解決していく「ガリレオ」など、多くはヒーローものといわれるドラマです。
そして今回は、坂本龍馬というヒーローを作り上げることとなったわけです。

坂本龍馬についてはそれほど詳しくなかったという福田さんは、「龍馬伝」の脚本を書くにあたって、いろいろな方に取材をしたのだそうです。
話をして下さる方のほとんどは、龍馬について熱い思いをお持ちの方ばかりで、その方々のもつ龍馬像が美化されていることが多いということに、お話を聞く中で気づいたのだそうです。
そこで福田さんは、「龍馬が『(イメージの中の)龍馬』になるまで」を、この「龍馬伝」のなかで描きたいと話しているのです。

また、自分自身も読んだことがあるという、司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」のなかの龍馬と、「龍馬伝」のなかの龍馬は、名前は同じでも、違う人物だとも話しています。
「竜馬がゆく」のなかの、豪快でおおらかで、無作法な龍馬を、生身の人間として考えると、実際にはとても付き合いにくい人物ということになってしまいます。
ですが、周りの人たちはそんな龍馬を許し、いつも温かく見守り、愛していきます。
「龍馬伝」では、こういう龍馬に至るまでの過程を描いていくのだと話していました。

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